フリーランス 貯金

 

 

貯金が無ければフリーランスを続けられないって誰が言った?!

 

貯金 フリーランス

 

こんにちは♪リュウ(Ryu_Freelance)です。

 

会社員とフリーランスには多くの違いがあります。

そのなかで特に大きなものとして経済事情が挙げられます。

 

企業に雇用されていれば、継続的な収入を得るのは難しくありません。

そのため、貯金がなくても生活していける可能性は大いにあります。

老後の生活に備えた貯蓄は必要になりますが、そうでないなら支出以上の収入を確保し続ければ、理論的には暮らしていけるでしょう。

 

一方、フリーランスは貯金がなければ続けにくいといわれることが多いです。

なぜなら、会社員とは違って安定した収入を得られないから。

たとえば、今月20万円稼げても翌月は2000円しか儲けらないような事態が普通に起こりえます。

また企業の福利厚生の制度を利用できる会社員に対して、フリーランスにはそのような制度はありません。

 

困ったときは基本的に自費で解決していくことになります。

 

世間のサポートを見込みにくい点も大きな違いです。

ローンを申し込んでも、フリーランスという理由で断られることは珍しくありません。

継続的な収入がないので回収の成功率性が高くないと判断されるからです。

 

 

コロナウイルスで気づくフリーランスの扱い

 

コロナ フリーランス

 

コロナウイルスの騒動でもフリーランスの扱いの酷さが話題になりました。

 

会社員が休業した場合は8千円以上も企業に補助金が支給されるのに、フリーランスはその半額程度しか支給しないと発表されたからです。

政治家はフリーターとの違いが分かっていないのでしょう。

いずれにせよ金銭的な事情が恵まれているとはいえません。

それを克服するには、貯金が多いほうが有利になると考えるのは自然なことです。

そのような背景から、フリーランスには貯金が必須と言う考え方が広まっています。

 

しかし、その考え方は必ずしも正しいとはいえません。

なぜなら貯金を当てにすることではなく、他の観点から事業に取り組んで成功している例もたくさんあるからです。

フリーランスとして稼ぐ力は、貯金とまったく関係がないことを理解する必要があります。

 

貯金はあくまでもそれまでに貯めたお金であり、これから得ていく収入の多寡には影響しません。

もちろん、ビジネスに必要なものを買いそろえるために最低限は必要ですが、それ以外の費用に関しては仕事を通じて稼ぐことを念頭に置かなければなりません。

 

 

貯金があっても稼げない理由は自分にある

 

フリーランス 稼げない

 

フリーランスとして独立するための準備として、お金を一生懸命貯めたという人は珍しくありません。

また、その貯金を早々にして食いつぶすケースも多いです。

むしろお金を貯めずに始めた人のほうが、成功する可能性が高いと言われることもよくあります。

 

会社員からフリーランスになった人は、安定した収入を得られなくなったことを実感したときに、強い緊張感を覚えることでしょう。

特に家族を養う立場であれば、事業が不調になれば大きな迷惑をかけてしまいます。

会社員のときとは比べ物にならないプレッシャーを感じたり、独立したことを後悔したりするケースも多く見受けられます。

しかし、実はそのような精神状態こそが、成功に向けて自分を大きく後押ししてくれるのです。

 

 

貯金が無いからフリーランスは稼げる

 

貯金が無い フリーランス

 

なかなか顧客を得られない時の対応がまったく変わってきます!

 

経済的に余裕がなければ、その事態を仕方がないの一言では済ませられません。

何とか顧客を獲得しようとして、いろいろ戦略を練るはずです。

その戦略が大成功して大きな収入につながることもあるでしょう。

 

一方、貯金がたくさんあれば顧客が得られなくても、そのうち何となるだろうと楽観視しやすくなります。

当面の間は大丈夫という安心感が、事業への積極性を大きくダウンさせてしまうのです。

そのような人たちは、貯金が底を尽きそうになって始めて焦り始めます。

 

しかし、ずっと楽観視していた人が急に稼げるほどフリーランスの世界は甘くありません。

たいていの場合は、うまくかずに廃業せざるを得なくなるのです。

 

 

このことから、頼ってしまう貯金は必要ないことが分かります。

 

 

金額が多いほど慢心を生みだすことになり、ハングリー精神を奪うことになるでしょう。

もちろん貯金が諸悪の根源というわけではありません。稼げないと実感しているなら、その理由は自分にあることを認識することが肝要です。

しばらく収入がなくても暮らしていけるという甘えを消し去ることが求められます。

あくまでも保険と考えておき、よほどの事態にならない限り手を付けないと決意することが大事です。

稼ぎが悪いと思ったら、貯金に頼ろうとする前にその理由を分析して、改善に結び付けようとする努力を惜しんではいけません。

 

 

フリーランスはいつから始めればいい?

 

フリーランス 始める

 

貯金がフリーランスの大きな武器にならないなら、始めるタイミングが分からないというケースもあるでしょう。

目標金額を設定して、それを達成するのと同時に独立する人は珍しくありません。

まるで、それで成功が約束されるかのような誤った理解をしているのです。

そのように考えていたのであれば、発想の転換をして自分の中で貯金の優先度を下げてみましょう。

むしろその金額を増やすためにフリーランスに挑戦するという意識を持つことが大事です。

 

貯金がないと挑戦できないと思うなら、まだ始めるのに最適な時期にはなっていません。

 

言い換えると、フリーランスとして稼げるようになってからがスタートといえます。

 

 

自分がフリーランスに向いているか体験してみる

 

フリーランスになる前に、副業を始めてみることがポイント

いきなり独立してチャレンジするのではなく、まずは本業を続けながら試してみると良いでしょう。

もちろん、独立後のように本腰を入れて注力するわけにはいきません。

お試し期間の感覚で構わないので、いくらか時間を割り当ててまずは体験してみることが大切です。

そうすることで稼げそうかどうか見通しを立てやすくなります

 

たとえばフリーのプログラマーになりたいなら、クラウドソーシングに登録して仕事を受注するという方法があります。

仕事から帰宅した後や土日を使って、半年ほど依頼をこなしてみましょう。

それで売上が上向きであれば、独立後もスムーズに取り組みやすくなります。

つまり、やっていけそうな目途の立ったタイミングがフリーランスの始め時です。

 

とはいえ、そう簡単に成功しそうな感覚は得られません。

たいていの場合、最初はうまくこなせずに悩むことになります。

 

しかしその試行錯誤こそが必要であり、それを残り越えて方針を打ち出せたときが開始のタイミングといえます。

 

貯金の金額を指標にしていると、いつまで経っても挑戦できないかもしれません。

最初は到達が簡単に思えてても、結婚や出産などのライフステージの変化によって難しくなることがよくあります。

そのような不確定な要素を重視するのは望ましくありません。

先述のようにフリーランスの成功率との因果関係も強くないので、別の指標を持つことが求められます。

稼げるようになったときがスタートだと覚えておきましょう。

 

 

まとめ

 

フリーランスとして独立することは簡単なことではありません。

そこには努力や運も必要ですが、結果を作っていく事が必要になるわけです。

結果がでてくれば、自分の好きな環境、好きな時間を作ることができます。

 

貯金に頼ることなく、責任感を持って働くのがフリーランスです。

 

会社員と違い、そこには責任が大きくのしかかってきますが、得られるものが大きいのもフリーランスだからこそです!