戸建て住宅で住んでいるとスペースがあればウッドデッキを設置したいと考えたことはあるのではないでしょうか?
ウッドデッキと言えば、木材を加工して制作していくのが一般的でしたが、今では木材ではなく樹脂でできたウッドデッキもあるのです。
更には組み立てすらしなくてもいい置くだけでウッドデッキになる物さえあるのです。
しかし、便利になったとはいえ置くだけのウッドデッキには欠点もあります。
今回は、これから樹脂のウッドデッキを考えている方向けに実際にDIYした僕の感想などもまじえて解説していきます。
樹脂のウッドデッキは置くだけのよりDIYした方が良い理由
樹脂のウッドデッキは人工木として販売されていることが多いです。
更には組み立てて数分で出来る樹脂製のウッドデッキも今では販売されています。
僕も最初は置くだけのウッドデッキに魅力を感じていましたが、調べれば調べるほど置くだけのより自分でDIYした方が沢山のメリットがある事を知りました。
置くだけの樹脂製のウッドデッキのメリットは、設置に時間がかからない事。
これは特に女性ならうれしい理由になりますね。
しかしそれ以上にDIYした方が沢山のデメリットがあるので解説していきます。
置くだけの樹脂製のウッドデッキには沢山のデメリット
樹脂製の置くだけのウッドデッキのデメリットは、何と言っても自分好みの寸法に設置できない事!
庭の大きさやベランダの大きさ等はそれぞれ違ってきますよね。
例えば置くだけのウッドデッキの寸法が1800mm×1800mmだとします。
庭の大きさなどを考えて2400mm×1800mmのウッドデッキを設置したい場合、置くだけのウッドデッキでは600mmの隙間が出てきてしまいます。
しかし、自分で制作する場合は好きな寸法に合わせて設置が出来ますね。
置くだけのウッドデッキは一見便利そうに見えますが、寸法を自分好みにできない所は大きなデメリットと言えます。
次に調べてみて感じたデメリットが、メンテナンスが難しい事。
自分で制作した場合は、自分で制作していくため構造や部品の取り扱っている場所を知ることが出来ます。
しかし、置くだけのウッドデッキの場合、一部分が壊れたらその部分だけを交換することがとても難しいのです。
何故なら、その部分だけの部材が販売していなかったり、販売していたとしても割高になってしまうからです。
樹脂製の置くだけのウッドデッキは、メンテナンスが難しい事を知っておきましょう。
次のデメリットは、高さを自分好みにできない事です。
物によっては多少の高さ調整は出来ますが、水平を調整するぐらいのレベルなので100mmとか200mmとか高さを変えられるわけではありません。
自分の家のベランダ前に設置したくても、高すぎたり低すぎたりしては設置が出来ないのです。
置くだけのウッドデッキは設置も簡単で便利そうに見えますが、デメリットも存在するので知っておきましょう。
実は樹脂製のウッドデッキは安い!
樹脂製なのだから木材よりも割高!
最初は僕も思っていたのですが、今回購入したウッドデッキの床版は1800mm×145mm×25mmで1枚1780円。
10枚買っても17800円と、とてもコスパが良いです。
今回、免責的には4.7㎡。
僕の場合17枚購入、専用の金具、コンクリートブロック、セメントや桟木を購入しましたが約4万円で制作することが出来ました。
これが一般の木材を使用した場合、木材以外に防腐剤も必要になりますし、場合によっては表面をサンダーがけしてきれいにしなければいけません。
そお考えると、今回エコウッドさんで購入した床版はコスパが良いと思います。
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DIY!実際に樹脂のウッドデッキを設置してみた
ということで、僕は置くだけのウッドデッキではなく自分でDIYして設置することに決めました。
僕の場合はベランダの高さが約500mmあったので、厚さ120mmのコンクリートブロックを3段重ねにし、その上に48mmの桟木を下地にして施工。
樹脂製のウッドデッキは厚さが25mmあったので、地盤から433mmの高さで人が乗れるようにしました。
ベランダからは67mm下がったところに樹脂製のウッドデッキがあるので、段差的にもほとんど感じないように設置できる感じになります。
また、今回使った樹脂製ウッドデッキはコスパも良いのですが専用の金具も別売りなところが良かったです。
この専用の金具を使うと、ウッドデッキ自体に穴をあけることなく設置できるのできれいに仕上げることが出来ます。
今回の使った樹脂製のウッドデッキの幅は145mmなのですが専用の金具を使うと、隙間を約8mm~10mm開ける形になるので、設置する場合は1枚当たり約155mmの幅で計算すると良いと思います。
また樹脂製なので手ノコで切れるのも便利!
専用の取り付け金具も慣れてくると簡単に設置できるので良かったです。
注意点としては、設置完了後は必ず洗う事です。
樹脂製のウッドデッキは製造時に研磨加工をしているので、表面に粉状の削り粉が付着しています。
設置後洗わないでいると雨が降った時に粉がシミになってくっついてしまうので注意しましょう。
樹脂製のウッドデッキなので、一般的な木のウッドデッキとは違いデッキブラシで洗っても問題なくきれいにすることが出来ます。
樹脂製のウッドデッキの特徴
樹脂製のウッドデッキの特徴としては、一番のメリットが腐らない事です!
これは本当にうれしいですよね♪
一般的なウッドデッキなら防腐剤は塗らなければいけないし、しかも油性であれば本当に臭いが大変なことになります!
また、数年ごとに防腐剤などでメンテナンスしなければいけません。
それが樹脂製のウッドデッキなら必要ないのです!
この理由を知ったらウッドデッキを設置するのであれば樹脂製一択!と言っても良いでしょう。
樹脂製のウッドデッキはゴシゴシ!?
一般のウッドデッキの場合、汚くなったからと言ってゴシゴシ擦る事は良い事ではありません。
それは防腐剤などで表面を保護しているのに、それを剥がす行為になってしまうからです。
樹脂製のウッドデッキなら、異常なほどの力でゴシゴシするのはオススメできませんが、普通に擦っても問題ありません。
僕の場合は、ウッドデッキで焼肉をした後は水をかけてゴシゴシ擦ってきれいにしています♪
本物の木製に見える
樹脂製のウッドデッキは実際の木材と比べると、節や木目が無いのでウッドデッキの風格的に問題では?と思ってしまうかもしれません。
確かに自然な感じには見えませんが、きれいに並べて設置すると「やっぱりウッドデッキ」に見えてしまうのが樹脂製です。
写真で見てもらえれば分かりますが、僕の嫁さんも喜ぶほど木製に見えて、しかもきれいな仕上がりにすることが出来ます。
トゲやささくされが発生しない
木材のウッドデッキの場合、外で雨風や太陽光にさらされる状態なので、それにより劣化が進み「トゲ」や「ささくされ」が発生します。
また湿度が高かったり汚い状態でいるとカビも発生してきます。
樹脂製のウッドデッキなら「トゲ」や「ささくされ」が発生することはありません。
また綺麗に洗う事が出来るのカビ対策することも容易です。
木材の場合は、どんなに管理をきちんとしていても「トゲ」や「ささくされ」を100%発生することを抑えることが出来ないので覚えておきましょう。
まとめ
僕は今回色々調べていく中で木材よりも樹脂製、置くだけよりも自分でDIYした樹脂製のウッドデッキに沢山のメリットを感じました。
・メンテナンスがしやすい
・意外とコスパが良い
・寸法を自由に変えることが出来る
これからウッドデッキをDIYするのであれば、コスパが良い樹脂製を是非検討してみてはいかがでしょうか?
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