アフィリエイターが法人化するベストなタイミングは税率から考える
こんにちは♪リュウすたいる(@Ryu_Freelance)です。
アフィリエイターを行って収入が増えてくると、確定申告で納税をする際にその税率が非常に気になりますよね?
そのようなときには、法人化をするのが非常に良い方法となります。
基本的に個人でアフィリエイトなどの仕事を行う際には、その収入に応じて所得税の申告を行わなければならず、その税率が日本では累進課税制度に従って金額が増えるほど税率が上がる仕組みになっているためです。
一方法人化した場合にはその税率は一定の割合で課税されることになるため、ある金額を超えると法人の方が税率が安くなり、効率よく収入を得ることができるのが特徴です。
アフィリエイターが法人化するのは年収500万円から?
法人の場合には個人とは異なり、その他に様々な費用がかかる上、手続きが煩雑になるためその管理も十分に考慮することが重要となりますが、基本的に税率だけを考えた場合には目安ですが年収500万円が1つのタイミングと言わています。
年収500万円を超えると個人で所得税として申告をする場合に比べ、法人税の方が税率が安くなるからです。
またその他にも法人化をするメリットがあるため、収入が上昇してきたらそのタイミングを考慮することが必要なポイントとなります。
アフィリエイターは収入が変動すると言う問題もあるため、一概に必ずしも最適な方法とは言えない面もありますが、単純に税率から考えた場合にはそのベストなタイミングはおのずと決まっており、これが年収500万円を超えたあたりと言うことになります。
法人化するタイミングで消費税の納税義務を先延ばしにする!
アフィリエイターは契約先の企業から収入をもらう仕組みとなっているため、そのために必要な物品の購入などを行わなければならず、その際には消費税が発生するため取引を行う際にその納税義務が発生します。
個人で事業を行っている場合にはその都度消費税を支払うことが求められることから、収入に対する所得税のほかに様々な物品の購入や販売をする際にはこれを支払わなければなりません。
取引金額が大きくなってくると、これは非常に大きな負担となる場合が多いのですが、法人化することでその年を含めて2年間は消費税が免除されることになっていることから、そのタイミングを十分に考慮することが必要です。
2年先延ばしにする!これを使わない手はない!
売上が1000万円を超えると所得税率も非常に大きくなり、法人との違いは大きくなってきますが、これに加えて取引も非常に多くなるため消費税の負担割合も非常に大きくなってくることが予測されます。
そのため、1000万円を超えたその翌年に法人化することにより、さらに最低2年は消費税の納税が免除される仕組みを利用することでより効果的な節税を行うことができます。
アフィリエイターは収入が流動的であるため、実際には法人化をしてもその後の収入が減ってしまった場合、所得税だけでのメリットを十分に享受できない可能性も少なくありません。
しかし、消費税の納税を2年間先延ばしすることができるため、金額的には大きなメリットと言えますね。
法人化したら決算月のタイミングも考える
アフィリエイターが取り扱う商品は様々なものがあり、その中には直によってその販売額が非常に大きくなるものも多いものです。
そのため、法人化した場合にはその決算月を十分に考慮しないと、そのメリットを十分に得られないことも多いので注意が必要です。
例えば、アフィリエイトしている物販が夏に売れるものであれば、決算時は夏以前にすることが重要なポイント!
夏に大きな売り上げを得ることができた場合、決算月をその夏が過ぎた直後にしてしまうと、予測していた以上の利益がでてしまったら税金対策する時間がありません。
そのため細かな経費等の生産ができずに過大な税金を支払わなければならなくなってしまうことも考えられます。
そのため基本的には繁忙期に決算月にしないことと、可能であればその期の初めに繁忙期がくるタイミングにすることが効果的な方法となっています。
毎月の収益の変動率を一定にしていく!
大企業の場合には経理部門が常に効果的な節税対策を行うため、これよりも予算達成を主眼とする方が重要となることから繁忙期が決算月となることが多いのです。
しかし、個人でアフィリエイターを行っている人が法人化を行う場合には、毎月の収入の変動が大きいことを十分に意識し、これができるだけ平均的になるように生産をすることができる時期を考えることが必要です。
これを考慮することにより、様々な経費等の生産を含めて節税対策を行うことができる余裕が生まれ、効率的な納税を行うことが可能となります。
社会保険の強制加入のタイミングでも考える
アフィリエイターを行っている人の多くは個人事業主となっていることが多いため、社会保険の加入は義務付けられていませんが、法人化する場合には社員に対して社会保険に加入をする義務が生じます。
これを意識することも法人化のタイミングを考える上で非常に重要なポイントとなってきます。
法人の場合には社員を社会保険に加入させなければならない決まりとなっており、これを怠ると処罰されるばかりでなく社会的な信用を失うことになります。
基本的には法人を設立した段階では社員が存在しないためその加入義務はありませんが、社員として雇う場合これらの社員がすべて社会保険に加入していなければ法人格を維持できないと言う決まりがあるのです。
そのため、法人化のタイミングを考える場合には、この社会保険の強制加入が発生するタイミングを意識して行うことも必要となります。
社会保険に社員を加入させるためにはその費用が必要となるため、これを加入させることができる収入を十分に得ることができることを意識することが重要なポイント。
もちろん、その給料を支払うことができる収入を得られるかどうかを考えることも必要であり、これらを総合的に考慮した上で綿密に計画を立てることが、その効果を最大に引き出すためのポイントとなっています。
アフィリエイターの収入が不安定であるため、これを予測しながら計画を綿密に立てることは結構大変なことと言えます。
まあ、僕は社員を雇はないので関係ないかな・・
アフィリエイターが法人化することで新しい契約ができる
アフィリエイターが法人化する事は効率的に収入を得るためには非常に有効な方法であると考えられるものですが、その他にも様々なメリットがあります。
その中でも特に有効なメリットとなっているのが、法人化することで、新たな取引を得ることができる可能性が高まると言う点。
アフィリエイトである程度取引が確立してきた場合には、ある程度の社会的信頼を得ることができている場合も少なくありませんよね。
しかし、個人の場合にはすぐにやめてしまうといった不安や、またその連絡がつかなくなってしまうといった不安を持つことも多く、これが現状を打破できない1つの要因となることも少なくありません。
法人化することでより多くの人にその名前を知らせることができることから、会社であることから社会的な信頼を得ることができるため不特定多数の人に信頼される存在となるのです。
一般的に企業は様々な面で国の法制度で管理をされており、信頼できるものであると言う印象があります。
さらに問題を発生させた場合には社会的な地位を失い、批判にさらされてしまうと言うリスクも負っていることから確実な取引を行うと多くの人には考えられているものです。
そのためこれまで取引を行っていなかった顧客を新たに獲得することができるチャンスが生まれることになり、現在よりも高い収入を得ることができる可能性があります。
より広く様々な人に商品を販売したいと考える場合には、そのタイミングで法人化を検討することが良い方法となっています。
まとめ
アフィリエイターが法人化するタイミングについてお話していきました。
アフィリエイターは、始める段階では敷居が低いため誰でも始めることが出来ます。
しかし、収益化出来てそれが増えてくると節税をどのようにしていくか考えなければいけません。
法人化することで節税にはなりますが、それに伴って知らなければいけない情報があります。
今回の記事を参考に、収益化出来たら法人化を考えてみてはいかがでしょうか。