カニバリゼーションが起こるとどうなる?
こんにちは♪リュウすたいる(Ryu_Freelance)です。
ブログ運営していると、なりやすいのがカニバリゼーション!
ブログを長期的に収益化していくのであれば、カニバリゼーションの特徴は絶対に知っておきましょう!
ブログを運営していくうえで、注意しておかなければいけないのが、カニバリゼーションという現象です。
簡単に言えば、ブログを運営していくうえで沢山の記事を書いていたとしても、似たような記事だらけになってしまった場合検索上位を狙えなくなってしまうことです。
カニバリゼーションが発生すると、自分のサイトが複数検索コンテンツの結果に表示されるといった可能性もありますが、それ以上にSEOにおいてはデメリットのほうが大きいです。
ではカニバリゼーションが発生すると、どのようなことが起こってしまうのかを確認していきましょう。
カニバリゼーションになってしまうと検索上位が狙えない!?
カニバリゼーションが発生しているという事は、検索エンジンが混乱してしまい、どのページを上位に表示させればよいかわからないという状態になっているという事です。
一般の人が同じ検索意図でウエブを選択するのであれば、やはり検索エンジンで検索した結果、上位になっているウエブコンテンツをチェックします。
検索結果が不安定でページの表示順位も不安定という事は、中途半端なページ数で表示されてしまうので読者がブログに訪れることが少なくなってしまうのです。
また同一サイトで似たような検索結果が複数表示されるという事は、つまりどのページを見ても似たような情報しか記載されていない、という事になります。
すると本欄ならばウエブページをすべて閲覧してもらえるのに、ある一部分のページをチェックしただけでほかのサイトに移ってしまうデメリットもあります。
同じような記事が複数掲載されているサイトというのは、やはりユーザーからの満足度も低い評価をされてしまうでしょう。
もし同一コンテンツで自社のサイトよりも専門性が高く、充実した記事が記載されているサイトをユーザーが見つければ、ユーザーはそちらに流れてしまい、集客効果が出ないどころか顧客を失うというような結果になってしまう事も十分考えられます。
この傾向は新規のユーザーよりもロングユーザーに多いです。
コンテンツを作成するときは重複しないよう注意する必要があります。
カニバリゼーションを避けるためのSEO対策とは?
ではカニバリゼーションを避けるためには、どういったSEO対策を講じれば良いと思いますか?
まずウエブコンテンツを作成する際にはペルソナ、つまりターゲットを明確にするようにしましょう。
カニバリゼーションを起こしている記事というのは、提供するサービスや商品をどういったターゲットに向けて発信していくのかについての設定がしっかりと定められていないため、記事全体が曖昧なものとなってしまっているというケースがほとんどです。
ペルソナが曖昧な記事は注意!
記事が曖昧だという事はそこに使われているフレーズなどがどの年齢層にも通じるような普遍的で無難なものになりやすいので、ついつい同じような言葉を使ってしまうのです。
特に新しいサービスや商品によって新たな顧客を獲得したいのであれば、提供するサービスや商品はどういった人たちをターゲットにするのかを明確にしてから記事を起こすようにしましょう。
ターゲットの選定には年齢、性別、住んでいる地域や家族構成などさまざまなものがあります。
ブログ運営を開始する場合は、やみくもに記事を増やすのではなく、計画してからブログを構築していきましょう。
ペルソナが曖昧になれば、カニバリゼーションを起こしてしまいます。
ジャンルに特化したブログには注意!
次にこれは商品やサービス開発する段階の話になりますが、すでに提供している商品やサービスとの差別化がしっかりと図れるものにするというのもカニバリゼーションを防ぐ対策としてはとても有効です。
よくあるのが、スキンケアなどを紹介しているブログ。
例えば
〇〇の効果
〇〇の体験
〇〇の口コミ
〇〇の使い方
〇〇のの価格
と、紹介している商品名は違うけど、内容が似ているブログを運営しているのであれば、カニバリゼーションを起こしてしまい検索上位を狙えなくなってしまいます。
やはり既存の商品やサービスと似たようなものになってしまうと、紹介するときの文章なども同じようなものになってしまいやすく、どれだけ気を付けて文章を作成してもサイトの共食いが発生してしまいます。
いっぽう既存の商品とは全く異なる魅力やメリットがあるサービスや商品などであれば、やはり紹介や説明する側もこれまでのものとの差別化がとても図りやすいです。
差別化をしていく事で記事の内容も今までのものとは違ったものとなりますし、それらを見たユーザーからもとても新鮮なイメージを持ってもらう事が出来ます。
長期的に運営しているブログは注意!?
カニバリゼーションを引き起こしてしまうブログというのは、一定規模以上のブログである場合がほとんどです。
検索順位が上がっていたのに、いつの間にかジワジワ順位を落としているようであれば、カニバリゼーションを起こしているかもしれません。
次々に新しいサービスや商品を紹介していくのは良いのですが、それがかえって似たような内容のブログ記事にしてしまうのです。
以前まではジャンルに特化したブログやサイトが収益化には良いと言っていましたが、これからは特定のジャンル+αが必要になってくるのです。
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もうすでにカニバリゼーションでSEOに悪影響が起こってしまったら!
ブログ記事を増やして、長期的に収益化を考えていれば、100%カニバリゼーションを防ぐことは段々と難しくなっていきます。
何しろカニバリゼーションは意図的に発生させようと思って発生させているわけではないというのが厄介で、記事を作成した本人も通常は全く気付かない場合が多いです。
実際にカニバリゼーションが発生しているかどうかをチェックするには自分自身で検索をかけてみるのが一番。
自分のページがヒットしそうな単語を入力して検索をして、ブログのページが複数ヒットしていないかを確認します。
同じような内容の記事が複数ヒットしていたら、早急に修正しなければいけません。
カニバリゼーションになった時の修正方法
修正する方法の1つには記事のリライトがあります。
同じ検索ワードでヒットした複数のページを比較して、上位にヒットさせたいページと、そうではないページを選別します。
そして上位に表示させたいページの記事はそのままにしておいて、そうでないページの記事は修正をかけていきます。
例えばタイトルで引っかかっているのであれば、タイトルを変えてしまえばカニバリゼーションが発生することはありませんし、場合によっては検索ワードを含めた記事の削除も有効な手段となるでしょう。
また複数の記事を1つにまとめるというのも有効な手段です。
同じような記事が複数あると、どうしても1つ1つの内容というのは薄くなってしまいがちですが、薄い記事であってもそれらを1つにまとめると濃い記事になります。
ただし複数の記事を1つにまとめる際にも記事のリライトは重要になります。
記事をまとめるからと言って何も考えずに2つの記事を一緒にするだけでは長ったらしい文章になりやすいです。
一般の人は長い文章を読むことに苦痛を覚えてしまいます。
ですから記事を1つにまとめた後ですべての文章を読んでみて、不要な記事があれば削除していきましょう。
簡潔であり、なおかつ詳しい記事というのが最も良く読まれる記事になります。
まとめ
長期的にブログ運営を継続していくのであれば、ペルソナの設定や記事の更新を計画的にしなければカニバリゼーションを起こしてしまいます。
沢山の記事をアップしたところで、検索上位表示していなければ読者を増やすこともできませんし、収益化していく事もできません。
カニバリゼーションは複数の検索結果が表示されるというメリットがありますが、それ以上に記事の掲載が不安定になるなどといったデメリットがたくさんあります。
ブログは記事を増やせば良いというものではありません。
カニバリゼーションを起こしてしまうのであれば、記事を増やすのを辞めたり、リライトしていく事が必要になってくるのです。